めったにお店の予約をしないPが。
この店だけはどうしても行きたいと電話をかけてくれた‘建仁寺 祇園 丸山’さん。 とおされたのは 掘りごたつ式の快適な個室。 どうしても焼物がいただきたかったので。 料理はおまかせでお願いしました。 縁側近くには水槽が。 鮎4匹&イワナ4匹が元気に泳ぎまわっています。 のちほど、隣にある鉢で焼かれることになるのですが。。。 八寸。 あまりの美しさに、お箸をつけるのを躊躇してしまいます。 ほおずきは板さんが一つ一つ、細工しているそうです。 鴨もやわらか。 卵の黄身の粕漬けは日本酒にぴったり! おひたしも絶妙のお味でした。 真ん中の薄紙をかぶせた菊は 旧暦の‘重陽の節句’にちなんでだとか。 邪気を払い長寿を願って、 菊の花を飾ったり、 菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、 前夜から菊に綿をおいて露を染ませて 身体をぬぐったりしたそうです。 Pは竹酒を。 3日間竹の中に入れておくことで。 味がなじむのだそうです。 ちなみに禁酒中の私はお茶。。。 期待どおりに、‘松茸のどびん蒸し’がやってきました。 松茸だけではなく、鱧もたっぷり。 この鱧が、口の中でとろけて、絶品! 鱧は‘お造り’でもいただきました。 これまた、口の中でほろりと、とろけます。 食べている間に、板さんが縁側から登場。 焼物の準備開始です。 とても感じのよい方でした。 とてもお若くみえるのに。 聞けばPと同い年というからびっくり! 鮎は塩焼きで。 骨を抜いてくれるので頭からがぶり。 はじけた魚卵もかぶり。 間違いなく、今回の旅行でいただいたものの中で一番の美味しさでした。 イワナは秘伝のタレで。 肉食だから表情も険しく、野趣あふれるお味です。 最後にお餅も焼いてくれます。 海苔の風味が香ばしくて、 ペロリといただいてしまいました。 煮合せは平貝。 冬瓜や南瓜も美しい姿をとどめつつ、とってもやわらか。 酢の物を三品。 ご飯にむけて、胃を整えます。。。 そして、お釜で炊き立てのご飯が登場。 贅沢に、鱧ご飯です。 二人で、おこげまでペロリと食べつくしてしまいました。 お漬物も美味しかったです。 水菓子はフルーツと白餡の水羊羹、そしてお薄。 食事の途中&帰り際に、ご主人である丸山さんもご挨拶にきてくださいました。 奇をてらうことなく、しかしいっさい手を抜かない、最高のお料理。 本当にごちそうさまでした。
by bamuse1218
| 2008-10-07 23:59
| OTHERS@JAPAN
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