前日の白タク運ちゃんから教えてもらった
牛追いに参加するにあたってのtip#1「場所取りのため6時半にはスタート地点へ」。 これに従い、戦闘服?に身を包んでまだ薄暗い朝6時にホテルを出発。 道すがら、 戦闘服に身を包んだ人がたくさん。 半分は朝まで飲み明かし、 千鳥足で街を後にする人たち。 残りは牛追いに参加 or 見学のため 中心部へ向かう人たち。 昨夜の喧騒から一夜明けた旧市街は悲惨な状態。 大量のゴミ、むせ返る異臭、そしてサングリアで迎え酒の酔っ払い達。。 Tip#2「参加者〆切の7時半まではなるべく牛の近くに」。 これに従い、牛囲い場へ。 囲いの向こうには 出番を待ち構える牛たちが。 コースは全長800メートル強。 牛囲い場から坂を上がって市庁舎前の広場。 左へ90度折れ、100mほどで今度は右へ90度折れ、 緩やかに左に曲がりながらゴールの闘牛場へと向かう。 足場は石畳で滑りやすく、 道幅は広くても5メートルほど。 こんなところを15頭の猛牛と 大勢の参加者が走るのだから、 当然のことながら怪我人続出。 他の参加者達が読んでいた地元紙には 前日の牛追いの衝撃写真が。 牛の角で脛を、お腹を、お尻を刺され 石畳に叩きつけられる人、人、人。。 よく見れば周りは屈強な男子ばかりでアジア人も女子もほとんど見かけない。 大丈夫なんかいな。 でも今さら止めようにも観客席は既にすし詰め。 覚悟を決め、Tip#3「牛が来たら壁に寄りおとなしくやり過ごす」を確認しあう。 スタート地点は各自の自由、自信のある人は牛囲い場すぐの坂で牛を待ち受ける。 自信のない僕たちは2つ目のカーブを過ぎた先の道端の店の軒下からスタート。 ゴールまでは400メートル弱の地点だ。 スタート時間が近づくにつれ高まる緊張。 念入りにウォームアップを行う人、 TVカメラに歓声を上げる人。 そしてとうとうスタートの花火が響き渡り、牛のスタートが告げられる。 道の真中にいた人たちは ただちに闘牛場目指して走り始める。 まごまごしてると 走ってきた人に突き飛ばされたり。 早くも周囲は混乱状態。 後方から歓声が迫ってきて、第一陣の牛達がやってきたことが分かる。 人ごみの中、走って逃げ切る自信はない。 慌てて道端に避難。 轟音を立てて駆け抜けていく牛達。 はえー。こえー。 これはまずいと牛達の後を追って ただちに全速力で走り始める。 みな真剣。 2発目の花火が、すべての牛達が囲い場をスタートしたことを知らせる。 いよいよまずい。 前方は大勢の走ってたり止まってたりこけてたりする人々。 後ろからは牛達。 あぶねー。 奥さんが走る姿を左前に確認しながらとにかく闘牛場まで。 途中人にぶつかったり足を踏まれたりするも何とか第2陣の牛達より先にゴール。 いやー。。。こんなに真剣になったのは久しぶり、命の危険を感じたのも! とりあえず、闘牛場で引き続き行われる素人闘牛に参加することとする。 素人闘牛は闘牛というより 鬼ごっこのようなもの。 牛が1頭ずつ出てきて、 それを参加者が触ろうと遠巻きに眺めつつ 決死の覚悟で近づいていく。 うまいこと牛に触れる者、 牛の突進を逃げ切り歓声を受ける者、 牛にあえなく吹き飛ばされる者。 ちなみに牛が嫌がるようなことをすると (角を必要以上に長くおさえる等) 周囲の参加者に袋叩きにされてしまう。 素人闘牛は1時間弱で終了。 その後お土産を物色しつつバールへ。 タパスとビールで祝杯を上げる。 タパスは魚介中心で美味。 とくに隣のスペイン親父に勧められた タラのトマト和え?をパンに載せたものは 絶品だった。 達成感と開放感、満足感を胸にホテルへ戻る。
by bamuse1218
| 2007-07-13 10:07
| OTHERS@Oversea
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